日本で口腔がんで亡くなる方は年々増え続けています。
口腔がんの場合、初期の段階で治療をすれば5年後生存率は高いにも関わらずです。
イギリスやイタリア、フランスなどの先進国の口腔・咽頭がんの死亡率は減少しています。
この違いの大きな理由として国全体が口腔がんの早期発見早期治療に勤めているかという違いがあります。
例えば現在アメリカでは半年に一度の口腔がん検診が実質義務化されているほどです。
日本では日常よく耳にする肺がん、大腸がん、胃がん、子宮がんなどに比べて口腔がんの認知度はまだまだ低く、人間ドックの項目などにも口腔がんの項目は入っていないことがほとんどだと思います。
がんの中では死亡率は胃がんや子宮頸がんより高いのです。
人間ドック同様、年に1回は口腔がん検診を受けましょう。